2007年12月19日

50冊レビュー 2冊目:「ビジネスマンのための発見力養成講座」

タイトル:ビジネスマンのための発見力養成講座
副題:こうすれば見えないものが見えてくる
著者:小宮一慶

セブン-イレブンのロゴは「7-ELEVEn」で、最後はnと小文字だという話から本は始まります。見えているけど、見えていないもの。同じ情報を見てもそれをビジネスチャンスとして捉える人もいれば、相変わらず何も思わない人がいます。それらの違いは発見力にあるというのが著者の主張で、その発見力はどうようにすれば鍛えられるのかということが書かれています。一言で内容を表すと論理的思考の本です。

ただこの本の特徴に、具体的に仮説を立てる技術を紹介しているところがあげられます。

この手の本では、よく仮説を立てて考える事が大事だと言いますが、実際にうまい仮説を立てることは非常に難しいです。この本では、発見力養成講座の名の通り、これを読み終えただけ仮説設定力が高まるような内容になっています。というか、もっと色々なものを検証したい知的欲求に駆り立てられます。僕は真っ先にセブン-イレ ブンのロゴを確認しに行きました(笑)

具体的に仮説を立てるための技術は「分解してポイントを絞って見る」ということ。例えばあなたがアパレル若手アパレル会社の社員で上司から下の3つのように指示されたとします。
@街にでて流行りそうな洋服を見てこい。
Aいま、若い女性の間でどんな色の服が多いか見てこい。
B今年の流行色は黒だと言われているが、本当にそうなのか見てこい。

この中で最もわかりやすいのが、Bでしょう。このようにして全体像を見るとともに興味のある一部分を特に注意深く丹念に見るようにすることでより精度の高い仮説を立てることができるようになるという理屈です。

他にも、比較分析のために「ふつうのものをたくさん見る」技術や、興味を広げるための方法など、発見力を高めるための訓練法、はてはそれらを応用した、同僚が髪を切ったのにいち早くきづく方法など、話の種になりそうなものも多数の載っているのでぜひ一読をオススメしたいです。

見えることによって世界の広がりを実感できるはずですよ。
posted by tadaken3 at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 使える思考術
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