2007年12月20日

50冊レビュー 3冊目:「すぐに稼げる文章術」

タイトル:すぐに稼げる文章術
著者:日垣 隆

近年、メール、ブログ、レポートや企画書などさまざまなテキストベースの情報が生み出されいます。この傾向は、情報社会においてこれからもどんどん加速していくでしょう。文章の重要性ますます高まっていく中、このようなニーズに即して書類・文章術なる本も本屋で結構、目にします。そんな中、この本では、文章を書く技術だけではなく、まさに文章で稼ぐ技術を紹介しているのが非常に特徴的です。(Amazonのレビューなどを見てもらえばわかりますが、著者はかなり毒舌です。それがこの本のもう1つの特徴かも)

ある種の文章を生産・販売する技術を述べた経営本ではないかと思われるほどです。

前半部分では、人を惹きつける文章を書くテクニックについて述べ、後半ではその自分の文章を有料メルマガにしたり、出版社に売りこむのかなどのまさに生き残りをかけた経営戦略が書かれています。

ただ本書を読む上で注意していただきたいのが、「簡単に稼げるようになる」ということは、やはりありえないということです。著者も本書の中で、本を書くには本棚一本分の資料が必要であるとも、プロになるには1万時間必要とばっさり述べています。
ちなみに本書のタイトルは編集者が考えて通したらしいです(笑)

要するに、何事も近道はなく、王道を突っ走るのが一番の近道だという当たり前のことを著者は毒舌まじりに言いたかったのではないでしょうか。


(おまけ)
今回は簡単に本のエッセンスを下記にまとめてみました。この点も意識してみるといいかもしれません。
・難しい言葉だけでなく、簡単な言葉についても改めて腰を据えて考えてみる。
・文章の結論は、少し飛躍させたほうが締まりが良くなります。
・書評とは1.本を買いに走りたくなる、2.エッセイ自体がおもしろい、そのどちらかの要素を満たさなくてはなりません。
・短い文章の前をわざと長くしてリズムをつける工夫をしてみてください。
・おもしろい文章の実態とは、本来結びつかない2つのことを結びつけること
・文章を書く際にやたらと全力投球はしないということも大事なことです。
・読者をリピーターにしていくためには、文章に中毒性を織りこむことは 欠かせません。
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