2008年01月30日

企画を量産する「型」を学ぶ-書評-斎藤孝の企画塾

良いアイデアを生む。それ自体も大変ですが、アイデアを計画し実行段階に落とし込むことも想像以上に大変です。本日は、アイデアを企画に落とし込むために役立つ一冊をご紹介します。

この本では、まず最初にデザインシートというものがでてきます。いわゆる企画の「型」という奴です。これも一種のリストですね。デザインシートの項目は下の7つ。

斎藤孝の企画術:P.20
・対象:だれが対象なのか?
・タイトル(ネーミング):テーマは何か?
・ねらい:何のためにおこなうのか?
・テキスト(素材):材料は何をつかうのか?
・キーワード:中心となるコンセプトは何なのか?
・段取り:具体的にどうやっておこなうのか?
・仕込み(裏段取り):準備は何をするのか?
企画を考えるときはこの型にはめ込んでいくのです。実際にこのデザインシートに沿っていくつか企画を実行してみたんですが、これはかなり使える。デザインシートの使い方を学ぶこと。それが本書の企画術を学ぶというだと思っています。

何がいいかというと、考える枠組みが決まっていること。アイデアを企画に落とし込む段階で何が足りないのかはっきり見えてきます。たとえば「この企画のそもそも狙いはなんだったっけ?」とか、「これだとコンセプトがないな」とか、注意すべきポイントがしっかりと網羅できます。企画が成功するかどうかはこれらの必須項目がきっちりと抑えられているかにかかっていると思います。

さらに、このデザインシート。他人の企画を分析するときにも大きな力を発揮します。良い企画は最良の教科書になるのです。アイデアとは組み合わせ。他人の企画のエッセンスを抜き出して組み合わせれば、それはもう立派な企画です。

斎藤孝の企画術:P.12

「企画力は現代社会を"幸福"に生き抜く上で、大変有効な力だと言ってさしつかえありません。
ぼくは企画力=段取り力+サービス精神だと思っています。会社ではうだつの上がらないサラリーマンも、家では良きパパというのは、案外、幻想かもしれませんね。家族の誕生日やクリスマスなどのイベントもある意味、企画です。家族を満足させる企画力があるなら、会社でもうまくいくはず。

企画力を高めるて、仕事でも家庭でも、周りを幸せにできる人生を送りたいものです。

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