「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61) | |
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目次:
第1章 世界征服の目的この本を読んで「格差社会」って何なのか非常に考えさせられました。格差格差と叫ばれていますが、身分の格差のことを「階級」、経済の格差のことを「階層」といいます。現在の日本では、階級の格差はほとんど見られません。今の日本にあるのは所得の格差です。つまり日本は「階層社会」になっているのです。
第2章 あなたはどんな支配者か?
第3章 世界征服の手順
第4章 世界征服は可能か?
階層の広がりを見せているけど、その階層ってのは努力次第で乗り越えられる(らしい)。だから格差社会ってのはたいした問題ではないのかと思う。「新版 年収300万円時代を生き抜く経済学 (知恵の森文庫)
日本において一番の問題なのがやっぱり教育費でしょう。子供一人を大学まで行かせるのに、総額で約1500万程度かかるらしいです。これじゃあ、年収300万円じゃ厳しいでしょう。けど、「ネットと本があれば家庭教育でなんとかなるんじゃね?」と思ってます。日本ではなんやかんや言って義務教育充実してますし。変に、見栄をはって自分の実力以上の生活を使用とすると大変なのかな。
「世界征服」は可能か?:P.163
世界を支配したとします。もっと規模を小さく考えて、ビジネスで大成功したでもかまいません。その瞬間あなたは「特権階級」です。ところが、現代の世界の中で「特権階級」というのは「うまみ」が少ない。すなわち「苦労」してまでなっても、あまりありがたみがありません。この国の首相に誰もなりたがらない理由が本書でよく理解できました。安部元首相に「本当にご苦労様でした」と言いたなり、そして福田首相に「もっと頑張れ!!」と言うのをためらいたくなりました。特権階級はやはり選ばれた人たちだったのです。俺にはなれそうにないなー。実力的に余裕でムリですが(苦笑)
もちろん上昇志向は大切だと思いますよ。ぼくだって階層の差は努力で越えたいと思っています。ただ、どう努力するのかが重要になってきたんだな、ということがこの本を読んだ感想。「懸命に働いているのか、それとも賢明に働いているのか」とあらためて自分に言い聞かせたいと思った一冊。
個人的にオーケストラが「大衆向けの安物品」っていうのに驚き。
追記:本書に関して読売オンラインの『「考える」習性をなくすな』という書評が一筆。
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特権階級に旨みがないとのことですが・・・
その通りですよね。
頂点というと店長、社長、首相、大統領。
どれも肩書きは羨ましいけど忙しく大変な肩書きです。
ぼくは、なれるのなら店のオーナー、大株主とか頂点とは違う別のポジションにつきたいものです。
きっと、こういうポジションのほうが楽でしょうね(笑)
p.s
毎日更新しているなんて凄いですね。
それに読書のペースも凄いです。
就職活動がんばってください。
はじめまして。コメントありがとうございます!
確かに頂点っていうのは大変そうですね。登るのも大変だし、登ってからも大変そうですし。もちろん頂点からしか見えない景色っていうのもありそうですが。
今後は組織に主従の関係で属するというより、I Companyの経営者として企業とパートナーシップを結ぶという考え方が重要になってくると思っています。専門性を高めてポジションを確保するっていう。他人をまとめあげるというリーダーシップも一つの能力だと思いますが(笑)
P.S
就職頑張ります。ありがとうございます。
今まで縁なんてないと思ってた…ホントに諦めかけてたけど、
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