2008年02月16日

任天堂岩田社長に訊いた〜企業が求める人材になるための習慣術〜

本日、任天堂の会社説明会に参加してきました。岩田社長自ら任天堂について語るととてもめずらしい説明会。そこで就活に役立つ話が聞けたので、まとめてみました。

■任天堂の求める人材とは
・コミュケーション能力がある人
・多面的にモノゴトが見れる人
・サービス精神がある人

・知的好奇心がある人
・独創性がある人
・柔軟性がある人

上記はそのまんま、任天堂が求める人材像です。ここまではどこの会社説明会でもよく聞くことですが、さすが任天堂一味違います。このような人材になるために、岩田社長自ら意識してきた習慣術というのを聞かせていただくことができました。その内容は下の4つです。
1.コミュニケーションがうまくいかなかいときに絶対に相手のせいにしない
2.次もあいつと仕事したいと感じてもらえる仕事をする
3.変化を楽しみ、新しいことを楽しむ習慣をつける
4.あらゆることに対して説明ができるように仮説を立てて検証を繰り返す。

■1.コミュニケーションがうまくいかなかいときに絶対に相手のせいにしない
たとえ相手が理不尽なことを言ってきたとしても、相手のせいにした瞬間に自分のやることがなくなってしまう、ということ。これはHAL研究所という小さなゲーム会社で社長をしていたときに、決めたそうです。そのときの詳しいエピソードがほぼ日にのっていたので、ついでにご紹介。

ほぼ日:社長に学べ!<おとなの勉強は終わらない>
「この人が自分のメッセージを 理解したり共感したりしないのは、
 自分がベストな伝えかたを していないからなんだ」と、いつからか思うようにしたんです。

うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。

この人に合ったやりかたを、こちらが探せば、理解や共感を得る方法はかならずあるはずだ。

ですから、いまでもうまくいかなかったら自分の側に原因を求めています。相手をわからずやというのは簡単ですし、相手をバカというのは簡単なんですけどね。
他人に問題があると思っているときは、大概自分に問題があるときですもんね。それに自分自身ではなかなか気づけない。気づけないなら、はなから他人が悪くないと決めてしまう。これは簡単なようにみえて、ものすごい覚悟が入ります。

■2.次もあいつと仕事したいと感じてもらえる仕事をする
これもHAL研究所時代に意識していたそうです。小さい会社だったので、次につなげないといけないという危機感から。しかし、志を持って仕事をして入ると、仕事の御礼は仕事という好循環のスパイラルになったそうです。HAL研時代に任天堂でカービィやスマブラの開発に携わっていたから現在の任天堂という社長に就かれているのではないかと、思います

■3.変化を楽しみ、新しいことを楽しむ習慣をつける

インターネットの登場によって時代の変化のスピードはどうやったって変わらない。だったら楽しんでしまった方がいい、とのこと。

これは『ウェブ時代をゆく』でも梅田さんが述べられていました。環境は変えられないんだから、環境そのものを楽しもうという姿勢です。

■4.あらゆることに対して説明ができるように仮説を立てて検証を繰り返す。

独創性、柔軟性については岩田社長もコンプレックスを感じていたそうです。そら近くに世界一のゲームクリエイター宮本さんがいたらそう感じるでしょう。そんな岩田社長が、独創性を身に付けるために意識していたのが、これ。つながりを発見する力が、他人から見たら独創性になると発見したのだそうです。なぜなら他人にはA+Bがどうして繋がるのか見えないから。

ほぼ日:社長に学べ!<おとなの勉強は終わらない>
モデル化を単純にするほど考えやすくなるから単純なモデル化には魅力があるんです。

だけど人に対して単純なモデル化で経営をするのはまちがっていますよね。「あなたはそんなに単純にモデル化されたいか」と説教したくなります(笑)。
モデルを単純化せずに、モノゴトを考える。これが脳トレを生み出す独創性に繋がっていったのですね。

■まとめ
最後に岩田社長はこんなことをおしゃっていました。

「もちろんこの全部が今できる必要はありません。ですが、この姿勢を自分に課し続ける覚悟はあるのかは問います」
決意こそが人間を大きく変えるのだということを肌で感じることができた講演会でした。覚悟しろ!俺!!

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この記事へのコメント
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。

今回のエントリですが、まさに今日の自分のことを言われているようです。現在自己嫌悪に陥っているのです。友人とのコミュニケーションの行き違いをすべてその友人のせいにしてしまったのです。ああ、自分がまた嫌になってきた。

精進して精神を鍛え上げなければなりません。そういうきっかけを与えてくれてありがとうございます。感謝。
Posted by Pinquee at 2008年02月20日 03:07
Pinqueeさん
コメントありがとうございます。

ぼくもよく人のせいにしてしまうことがよくあります。そのせいで自己嫌悪こともあります。ただ気づけば、まだやりなせますよ!

今回のエントリも自分の戒めのたまに書きました。そんなエントリに感謝の言葉をいただき、こちらこそありがとうございます。
Posted by tadaken3 at 2008年02月20日 22:24
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